避難訓練、防災ゲームに参加しました。

巨大地震発生を想定した避難訓練に参加しました。地域からの参加者とともに避難訓練、防災ゲーム『クロスロード』へ参加しました。

まず、校長先生から訓練の概要をしっかり聞き、午後2時31分和歌山沖にて巨大地震発生の緊急放送!避難の指示を受けました。机の下にもぐり安全を確認した後、体育館へ向けて避難です。生徒たちも、クラスでまとまって落ち着いて避難します。体育館では、先生方による点呼を終えると、後ほど各教室にて実施する防災ゲームの方法を、生徒会執行部のメンバーがデモンストレーションしてくれました。

例題『被災から数時間。避難所には3000人が避難しているとの情報。現時点で確保できた食料は2000食。以降の見通しはない。』

問『まず、2000食を配る?』

選択肢は、イエス or ノー。どちらかを選択し、意見を述べるゲームです。答えのない、正解のない問いを考え、それぞれの立場で意見を出し合います。

地域の皆さんとともに、各クラスに数人ずつ参加させていただき、グループに混ぜてもらい、ゲームを開始しました。

画像は3年2組の様子です。

問『地震の被災者です。避難所では自宅から非常持ち出し袋を持参しています。水も食料も3日分あります。しかし、避難所には水も食料も持たない家族が多数います。その前で非常持ち出し袋を空けますか?』

『自分のために食べる』『周りが寝静まってからこっそり食べる』『病気になったら周りに迷惑がかかるので食べる』『食料が配給されるまで待つ』

など、被災者になった時のイメージをもって意見を述べていました。

今回のように、避難するだけの訓練ではなく、被災者となった時に直面する課題を前もってシミュレーションする訓練も重要だと思いました。生徒たちとも交流ができ、とても良い経験になりました。